Excel2013と比べ、、Excel2016で変わったところはなんですか。

Windows版のExcelのバージョンは、2003、2007、2010、2013とあり、今回の最新バージョンは、2016です。
Mac版は、2004、2008、2011というバージョンがあり、Windows版よりも後に発売されていましたが、今回はMac版も同じように2016になりました。

Office2013とOffice2016、この二つのバージョンを併用できますが、同時に使うことはできません。
ところが、併用する必要はありませんので、2013版をアンインストールして最新版の2016版のインストールがオススメです。

Excel2013と比較して、Excel2016の新機能で気になったものを挙げてみました。

1.見たらすぐ分かるのは標準の色の設定が変わりました。
Excel2013は画面上部が白、Excel2016は緑色がついて見やすくなり、「検索と選択」ボタンのアイコンが変更されています。

2.開く（Ctrl＋O）のメニューも見やすくなりました。
ここには、最近使ったブック（ファイル）が表示されます。
Excel2013はこうでした。　

Excel2016は、このように、［固定］、［今日］、［先週］、［しばらく前］と区分けされて見やすいです。
ピンをクリックすれば、固定表示できます。よく使うファイルは、固定しておきことができます。

Excel2016では「発行」が追加されました。
発行は「Power BIへの発行」でOneDrive for Businessにドキュメントを保存するクラウド用となります。
一般の方は使う機会は限りなく少ないと思います。

ちなみに、MacのOS X Mavericksから「游ゴシック」が入っており、Windows、Mac両方で利用が可能です。

「挿入」タブ

Excel2013と比べ、「個人用アプリ」が「マイアドイン」に名称が変更されていました。

その他には「ツリーマップ、サンバースト、ヒストグラム、パレート図、箱ひげ図、ウォーターフォール」のグラフが追加されました。

Excel2016からの新機能として、予測シートがあります。Excelで作成された表やグラフからその先の期間のデータによって予測する機能です。



「ページレイアウト」タブと「数式」タブでは変更ありません。





「データ」タブ



「新しいクエリ」が導入されました。
[取得と変換]パレットの機能が追加され、「新しいクエリ」「クエリの表示」「テーブルから」「最近使ったソース」の4つがあります。

「校閲」タブ



「リサーチ」が「スマート検索」という名称に変更されました。
また、「コメント」の4つのアイコンが変更されました。

「表示」タブ

「枠線」が「目盛線」に名称が変更されました。

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