Officeの買い切り版を選ぶべき理由とそのメリット

SOFTRA.JP編集部 | 2024-12-21 17:19:18

Officeの買い切り版は、一度の支払いでWord、Excel、PowerPoint、OneNoteといった主要なアプリを永続的に利用できる買い切り型ライセンスです。

月額費用が発生するサブスクリプション型と異なり、毎月の支払いが不要で、追加費用の心配なく長期間使用できます。

ただし、このライセンスは購入時のバージョンに限られており、新しい機能やバージョンアップの対象外となります。

本記事では、Office買い切り版について、その特徴や選び方、注意点を詳しく解説します。

一度払いでOfficeを使用したい方は、ぜひ参考にしてください。

参考：Office Home & Business 2024（永続版）|ダウウンロード版|Windows11、10/mac対応|PC１台

Office 買い切りとは？

Office 買い切りは、Microsoft Officeを一度購入することで、そのライセンスを永続的に使用できるという形態のことです。

主に「Office 2024」や「Office 2021」などが該当します。これらのバージョンは、サブスクリプション型（Microsoft 365）と異なり、一度購入すれば追加料金なしで長期間使用できます。

そのため、長期間の使用を考える場合、費用対効果に優れている点が魅力です。

ただし、サブスクリプション型と比較すると、定期的な機能アップデートや最新のクラウドサービスとの連携が制限される場合があります。

ここから、Officeの永続ライセンスとサブスクリプションの違いについて紹介します。

永続ライセンスとサブスクリプションの違い

永続ライセンス：一度購入すれば、最新バージョンが登場しても、それに更新するための追加費用は発生しません。買い切りであるため、追加料金は必要なく、購入したバージョンをずっと使い続けることができます。
- メリット：追加料金なし、ライセンスが永続的、インターネット接続が不要
- デメリット：新しい機能やアップデートが手に入らない（バージョンアップは新たに購入する必要がある）

サブスクリプション型（Microsoft 365）：月額または年額で料金を支払い続ける必要があり、その代わりに常に最新のバージョンを使用でき、機能の追加やアップデートが自動的に提供されます。
- メリット：最新機能の提供、OneDriveなどのクラウドストレージサービス、複数のデバイスで使用可能
- デメリット：定期的な料金支払いが必要、使わない期間も支払いが続く

Office 買い切りはなくなるのか？

Microsoftは、サブスクリプションモデルを推進していますが、買い切りライセンスの完全廃止については現時点では発表されていません。

むしろ、買い切り版は依然として需要があり、特に個人や家庭で利用するユーザーにとっては安定した支出の一環として魅力的です。

ただし、企業向けのOffice製品では、サブスクリプションが主流になりつつあり、今後個人向けでもその流れが強まる可能性があります。

Microsoftは、Microsoft 365への移行を推奨しているため、買い切り版の更新が少なくなることは予想されますが、永続ライセンスは今後も一定の需要を維持すると考えられます。

現時点では、買い切り版とサブスクリプションの両方を提供することで、幅広いユーザーのニーズに対応し続けています。

ここから、Office 買い切り vs サブスクリプションを比較します。

Office 買い切り vs サブスクリプション

Officeの買い切り版とサブスクリプション版には、それぞれ異なる特徴があります。どちらを選ぶべきかは、ユーザーの使用頻度や必要な機能に応じて決まります。

買い切りとサブスクの特徴比較

買い切り：購入時に一度支払えば、その後は追加費用が発生しません。主に、家庭や個人用途に最適です。例えば、Word、Excel、PowerPointなどの基本的な機能を使用したい場合、買い切り版が最適です。
サブスク：定期的な支払いが必要ですが、常に最新の機能が利用できます。特に、クラウドストレージ（OneDrive）や、Officeアプリケーションを複数のデバイスで使用したい場合に向いています。また、法人やチームでの利用においては、共有機能や共同作業が便利です。

どちらを選ぶべきか？

買い切りを選ぶべき場合：
- 長期間使用する予定がある。
- 最新機能やクラウドストレージは必要ない。
- 追加料金を気にせず、安定したコストで使用したい。
サブスクリプションを選ぶべき場合：
- 常に最新機能やアップデートが欲しい。
- 複数のデバイスで使用したい。
- クラウドストレージやチームとの共同作業を活用したい。

Office 買い切りを安く購入する方法

Officeの買い切り版を安く購入するには、いくつかの方法があります。

セール期間を利用する：Microsoftの公式オンラインショップや大手通販サイトでは、ブラックフライデーやサイバーマンデーなどのセール時に割引が行われます。この期間を狙って購入することで、通常よりも安く手に入れることができます。
学生や教職員向け割引：学生や教職員は、通常価格よりも割引された価格でOffice製品を購入できる場合があります。Microsoftは、教育機関向けの特別な割引プログラムを提供しています。
正規代理店やオンラインストアを利用：正規販売店やMicrosoftの公式サイトで購入することをお勧めします。価格は同じですが、サポートや保証がしっかりしており、安心して購入できます。

Office 買い切りは何台までインストール可能か？

通常、Officeの買い切りライセンスは2台のPCにインストールできます。しかし、ライセンスの種類によっては複数台にインストールできるオプションもあります。

家庭版（Home & Home）：基本的に2台のPCにインストールするタイプです。
ビジネス版（Home & Business）：同様に2台にインストールされますが、ビジネス用途にも対応しています。

インストール制限はライセンスの種類により異なりますので、購入前に確認しておくことが大切です。

Office 永続ライセンス廃止の可能性

Microsoftはサブスクリプション型のMicrosoft 365を推進しており、今後永続ライセンスを廃止する可能性もあります。

しかし、現時点では完全廃止のアナウンスはなく、永続ライセンスを希望するユーザーも多いため、当面は提供され続けると考えられています。

Microsoftが提供する「Office 2024」や「Office Home 2024」などの買い切り版は、引き続き需要が高い製品です。

そのため、永続ライセンスの完全廃止は遠い未来の話になるかもしれませんが、Microsoftはサブスクリプションへの移行を進めているため、将来的にはライセンス形態に変化があるかもしれません。

個人向けのOffice 買い切りプラン

個人向けのOffice 買い切りプランとしては、以下のような選択肢があります：

Office Home & 2024：個人や家庭向けに最適。Word、Excel、PowerPoint、OneNoteなどの基本的なOfficeアプリケーションが含まれており、価格も比較的安価です。
Office Home & Business 2024：ビジネス用途にも対応したプラン。Word、Excel、PowerPointに加えて、Outlookも利用可能です。

これらのプランは、家庭や個人で使いたい方に最適です。ライセンス費用は一度支払えば追加料金は不要で、長期間にわたって安定して利用できます。