Word Web版は、インターネットブラウザを通じて利用できるWordの無料版です。インストール不要で、どこからでもアクセス可能なため、外出先でも手軽に作業を行うことができます。
デスクトップ版と同じように、文書作成や編集、フォーマット設定などの基本的な機能が備わっており、特にオンラインでの共同作業に便利です。
無料でWordの基本的な機能を使用したい場合、Web版のWordがおすすめです。
しかし、いくつかの高度な機能には制限があるため、自分の利用シーンに合った選択をすることが重要です。
本記事では、Microsoft Word のウェブブラウザ版であるWord Web版の特徴や利用方法、デスクトップ版との違いについて詳しく解説します。
Web版で使えるWordは、インターネットさえあればどこでも文書作成が可能で、利便性と機能が充実しています。使いこなせば、作業効率が向上し、時間を節約できます。
無料版のWordを使用したい場合、参考してください。
参考:Microsoft 365 Family( 1年版)|ダウンロード版|Win/Mac/iPad|6人|
Word Web版(Word Online)とは?

Word Web版(Word Online)は、Microsoftが提供するオンライン版のワードプロセッサです。
Webブラウザを通じて利用でき、インターネット接続さえあれば、どこからでもアクセスできます。
デスクトップ版のWordと比較して、軽量でシンプルなインターフェースが特徴ですが、基本的な編集機能は十分に備えています。
Microsoftアカウントがあれば無料で利用でき、基本的な文書作成や編集、共有が可能です。
ただし、デスクトップ版に比べて一部の高度な機能(例えば、高度な書式設定やマクロなど)は利用できません。
しかし、基本的な文書作成や編集には十分な機能を提供しており、手軽に利用できるツールとして人気があります。
ここから、Word Web版の特徴を紹介します。
- クラウドベースのアクセス
- 無料で利用可能
- リアルタイム共同編集
- シンプルなインターフェース
- モバイル対応
- Microsoft 365との連携
Word Web版の使い方

Word Web版を使うには、まずMicrosoftアカウントでログインします。Microsoft 365のサブスクリプションがあれば、さらに多機能を利用できますが、無料版でも基本的な編集は可能です。
1,アクセス方法
ブラウザで「office.com/login 」にアクセスし、Microsoftアカウントでログインします。ログイン後、左側のメニューから「Word」を選択することで、Word Web版を利用できます。
2,文書作成
「新しい空白の文書」をクリックすると、文書作成画面が開きます。文字入力はもちろん、フォント変更、段落設定、箇条書きや番号付きリストの作成も簡単に行えます。
3,文書の編集
他のユーザーとリアルタイムで共同作業ができ、変更履歴を確認したり、コメントを追加したりすることができます。
Word Web版は無料で使える?
Microsoft Word Web版は、Microsoftアカウントを作成すれば無料で使用可能です。
無料プランでは基本的な文書作成や編集機能が利用できますが、高度な機能や追加機能(例えば、Wordのデスクトップ版にしかない一部のツールや、商用利用のための追加機能)は利用できません。
もし、プレミアム機能を利用したい場合は、Microsoft 365のサブスクリプションが必要です。
Word Web版とデスクトップ版の違い
デスクトップ版とWord Web版の最も大きな違いは、オフラインで利用できるかどうかです。
デスクトップ版はインターネット接続がなくても使用できる一方で、Web版は常にインターネット接続が必要です。
また、Web版では高度な編集機能やデザイン機能が制限されることもあります。例えば、Microsoft Wordのデスクトップ版にはあるマクロ機能や一部のアドイン、専門的な編集機能(例えば、目次作成や高度なフォーマット設定)がWeb版では使用できません。
Word Web版で文書を開く方法

Microsoft Word Web版は、ブラウザから簡単に文書を開いて編集できます。
文書はOneDriveやSharePointに保存されているものを開くことができます。Microsoft 365のアカウントを持っている場合、その文書にアクセスするために特別な設定は必要ありません。
ドキュメントの共有リンクを使えば、他の人と簡単に共有して共同編集することも可能です。
Word Web版の保存方法
Word Web版(ワード オンライン版)では、すべての変更は自動的に保存されます。ドキュメントが開いている間に行った変更は、数秒おきにOneDriveに自動的に同期されます。
そのため、手動で保存する手間はかかりません。ただし、インターネット接続が切れた場合は、保存ができなくなりますので、接続が復旧した時点で自動保存されます。
Word Web版でできないこと
Microsoft Word Web版にはいくつか制限があります。主な制限事項は以下の通りです:
1,オフライン利用不可
インターネット接続が必要であり、接続が切れると利用できません。
2,高度な編集機能の制限
デスクトップ版にある機能(マクロ、カスタムスタイルなど)は利用できません。
3,サードパーティアドイン不可
Web版では、デスクトップ版のようにアドインをインストールすることができません。
4,複雑なグラフィック処理
Web版では、複雑なグラフィックや画像編集の機能に制限があります。
まとめ
以上、Word Web版について紹介しました。Word Web版は、インターネットを通じて簡単にアクセスできる便利なツールです。
無料プランでも基本的な文書作成や編集が可能で、特に軽い作業には最適です。しかし、デスクトップ版に比べて高度な機能に制限があり、オフラインでの使用ができない点は留意する必要があります。
基本的な文書作成を行いたい場合は十分に便利ですが、複雑な作業を行いたい場合は、デスクトップ版を使用する方が適しています。
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